内科とは
せき、痰、鼻水、のどの痛み、頭痛、発熱、腹痛、下痢、吐き気、嘔吐などの急性の症状から、糖尿病や高血圧症、脂質代謝異常症(高脂血症)、痛風(高尿酸血症)などの生活習慣病をはじめとする慢性疾患まで幅広く診療いたします。
「おそらく風邪と思われるが具合が悪い」と言う場合は、躊躇することなく内科をご受診ください。
一般内科
高血圧
日本で高血圧症の方は約4300万人(3人に1人)と推計されています。
高血圧とは、血圧値が、収縮期血圧140mmHg以上または拡張期血圧90mmHg以上(140/90mmHg以上)の状態をいいます。(高血圧治療ガイドライン2014より)
血圧が高くても多くの場合、特徴のある症状は現れません。症状は現れませんが、治療せずに血圧が高い状態が続くと血管の壁に慢性的に強い圧力がかかり、血管が傷めつけられて老化現象(動脈硬化)が早く進んでしまいます。 血管がたくさんある所ほどその影響を受けやすく、脳梗塞、腎不全、眼底出血、心不全などを引き起こすことになります。そうならないよう、高血圧の方はしっかりと血圧のコントロールを行うことが必要です。高血圧の治療の中心となるのは、「食事療法」「運動療法」「薬物療法」の3つです。 「食事療法」「運動療法」で効果が不十分な場合、あるいは初めから薬物療法を行った方がよいケースでは、血圧を下げる薬を服用します。薬は血圧や体の状態、年齢(血圧の目標値は年齢により基準値が異なります)、その他の基礎疾患などを考えて患者さんひとりひとりに合った降圧薬を選びます。
高脂血症
高脂血症は血液中の中性脂肪(トリグリセライド)や、LDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)が基準より高い、またはHDLコレステロール(いわゆる善玉コレステロール)が基準より低い状態のことをいいます。高脂血症を放置しておくと動脈硬化が進み、脳梗塞、心筋梗塞など血管系の病気が起きやすくなります。 高脂血症に対しては、まずは「食事療法」「運動療法」を選択しますが、必要に応じて「薬物療法」を考慮します。
糖尿病
糖尿病は、何らかの原因でブドウ糖(血糖)を上手に細胞に取り込めなくなり、血液中のブドウ糖が増え高血糖となる疾患です。高血糖の状態が続くと、血管をはじめとする全身の組織に悪い影響が及び、様々な合併症を招くようになってきます。 合併症とは、ある病気が元になって起こってくる別の病気や症状のことです。 糖尿病の合併症には、三大合併症と言われる「糖尿病網膜症」「糖尿病性神経障害」「糖尿病性腎症」や大血管障害(心筋梗塞や脳梗塞、末梢動脈性疾患など)があります。高血糖の方に対しては、医師の指導のもと、まずは食事療法と運動療法を行います。これだけで正常値になる患者さんもいらっしゃいますが、糖尿病が進行したケースや食事・運動療法だけでは血糖値が下がらない場合には、内服薬やインスリンによる治療を行います。
高尿酸血症(痛風)
尿酸とは、遺伝子(DNA)を作っている核酸(かくさん)という物質のなかに含まれるプリン体の分解産物のことです。 プリン体は食事から摂取されるもの以外に、体の新陳代謝によっても産生されます。「高尿酸血症」とはその名のとおり血液中の尿酸が正常値を超えて高くなった状態です。この状態を放置すると痛風発作だけでなく、尿路結石、腎障害、動脈硬化が生じます。この病気も特に自覚症状がなく進行するため、注意が必要です。 尿酸値の改善には内服薬での治療を行います。生活習慣の改善と薬物治療を行うことで、痛風発作だけでなく尿路結石、腎障害、動脈硬化などを予防することが大切です。
その他
内科は、体調が悪い時や何か症状がある時に、最初に受診することが多い診療科であり、適切な医療を受けるための「総合窓口」としての役割も担っています。 何科を受診していいのかわからない、風邪がなかなか良くならない、という場合はもちろん、健康上の不安や気になることなどについてもお気軽にご相談ください。
原因不明の体調不良もご遠慮なくご相談下さい。
内科は、体調が悪い時に多くの方が最初に受診する診療科であり、適切な医療を受けるための「総合窓口」としての役割も担っています。
「体調がとにかく悪いのだけど、何科を受診していいのかわからない」という場合はもちろん、健康上の不安、気になっていることなどについてもお気軽にご相談ください。
※当院での初期診療(プライマリ・ケア)の結果、入院、手術などが必要と判断された場合には、症状や病態に応じて連携先の医療機関や専門医へ速やかにご紹介致します。
こんな症状はご相談ください
- 熱、せき、痰、鼻水、のどの痛み
- お腹の調子が悪い(腹痛・便秘・下痢)
- 便に血が混じる、便の色がおかしい
- お腹が張る
- 吐き気、嘔吐
- 胸やけ、胃もたれ
- 食欲不振
- 胸痛、胸部圧迫感
- 背部痛
- 頭痛
- 立ちくらみ
- 動悸、息切れ
- めまい
- むくみ
- 喉の異常な渇き
- 尿の異常(出にくい、尿が近い、血が混じるなど)
- 発疹、かゆみ
- 疲労感、夏バテ
- 急な体重の増減
- 立ちくらみ
- 動悸、息切れ
- むくみ
- 喉の異常な渇き
- 尿の異常(出にくい、近い、血が混じる)
- 発疹
- 疲労感、夏バテ
- 急な体重の増減
対象となる主な疾患
一般内科
生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)、痛風(高尿酸血症)、メタボリックシンドローム等)、風邪症候群、インフルエンザ、咽頭炎、扁桃炎、気管支炎、肺炎、気管支喘息、鼻炎、尿道・膀胱炎、熱中症、アレルギー、かゆみ など
消化器内科(胃カメラ・大腸カメラ)
逆流性食道炎、食道がん、胃腸炎、下痢、胃ポリープ、胃がん、胃・十二指腸潰瘍、ヘリコバクターピロリ感染症、便秘、下痢、大腸ポリープ、大腸がん、過敏性腸症候群、脂肪肝、肝機能障害、胆石症 など
外科
切り傷、擦り傷、打撲、骨折、やけど、虫刺され、動物咬傷、蜂窩織炎、巻き爪、爪周囲炎、鶏眼(魚の目)、胼胝(タコ)、皮膚の炎症や化膿、皮膚のできもの、粉瘤、肛門周囲膿瘍、痔、褥瘡 など
ご受診にあたって
- 初診、および月初めの受診の際は、有効期限内の健康保険証(コピーは不可)をお持ちください。
- 就・転職などにより、ご加入になっている健康保険が変わった際は、新しい保険証を受付にご提示ください。
- 住所や電話番号など保険証の内容に変更が入った際は、受付にお知らせください。
- 受給者証(老人・身障医療等)をお持ちの方は健康保険証と一緒にお出しください。
- 再診以降、当クリニックの「診察券」は受診の都度、お持ちください。
- 他の医療機関で薬を処方されている場合は、お薬手帳をご提示ください。
- 妊娠中、および妊娠の可能性がある方は、必ずお申し出ください。
- ひどい痛みや高熱、嘔吐などの症状がある場合は、受付にお申し出ください。
- 受診時に健(検)診結果などについてもお教えいただくと、診察がスムーズに進みます。
- 当クリニックでは、個人情報の取り扱いにはスタッフ一同、細心の注意を払っておりますので、安心してご受診ください。